僕らは無意識に重心を撓ませて(出した分引いて)バランスを取っています。
だから転ばないでいられるのですが、その分パンチに重心が乗りません。
その分地面を蹴り、腰を捻り、筋力の足し算によって威力を生み出します。
沖縄拳法空手の突きはその撓みを消して重心を揃えることで威力を生み出します。
ではどうやって重心の撓みを消すのか?
それがあの変な立ち方であるナイハンチ立ちです。
骨盤の約2倍の広さに足を開き、
指先を並行、
膝を外側に全力で張りつつも足の裏の重さがかかる位置は土踏まずのあたり。
スクワットのようにお尻は出さずに骨格で立つ。
その上に上半身をストンと乗せる。
ほんの少し鳩尾を張り踵と繋ぐようなイメージ。
このナイハンチ立ちによって重心は縦に揃い、鳩尾を少し張ることによってその高さに全身の重心と上半身の重心を合成させた力の集中と呼ばれる大きくて使いやすい重心の集まりができます。
そしてここからの移動こそがナイハンチ立ちです。
3/10(日)大阪のレックス天六にて敬天愛人手合わせ稽古会 in関西と沖縄拳法空手体験会を開催します。
毎週土曜日19時から東京都港区芝で沖縄拳法空手沖拳会菊野稽古会を開催しています。
オンライン菊野道場で菊野稽古会の内容や日々の学びと気づきを共有し質問に答えています。
全国に沖縄拳法空手沖拳会の稽古会があります。
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